• "森本せいや"(/)
ツイート シェア
  1. 町田市議会 2022-06-30
    令和 4年健康福祉常任委員会(6月)−06月30日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-15
    令和 4年健康福祉常任委員会(6月)−06月30日-01号令和 4年健康福祉常任委員会(6月)              健康福祉常任委員会記録 1 日時  令和4年(2022年)6月30日(木)本会議休憩中 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 石川好忠       副委員長 森本せいや       委員 秋田しづか 小野りゅうじ いわせ和子 佐々木智子 おぜき重太郎          吉田つとむ 山下てつや 4 出席説明員       市民病院事務部長       その他担当管理職職員 5 出席議会事務局職員       議事係長 新井亮介       議事係担当係長 佐藤義男
          議事係 草柳雄一       担当 五十嵐大悟 6 速記士 波多野夏香澤速記事務所) 7 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        健康福祉常任委員会審査順序                        令和4年(2022年)                     6月30日(木)本会議休憩中                             第1委員会室  1 市民病院  (1)第 61 号議案 令和年度(2021年度町田病院事業会計予算における各項経費金額流用に関し、追認議決を求めることについて  ────────────────────────────────────              午後2時2分 開議委員長 ただいまから健康福祉常任委員会を開会いたします。  今期定例会におきまして、当委員会に付託されました案件について審査を行います。  審査順序につきましては、お手元に配付してあります委員会審査順序に従い進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 △第61号議案委員長 第61号議案を議題といたします。  本案について、提案者説明を求めます。 ◎市民病院事務部長 第61号議案 令和年度(2021年度町田病院事業会計予算における各項経費金額流用に関し、追認議決を求めることにつきましてご説明申し上げます。  本議案は、2021年度病院事業会計予算執行におきまして、議会議決を経ずに項間の流用を行っていたことが判明したため、本件流用を有効なものといたしたく、項間の流用が可能となるよう、その追認をお願いするものでございます。  まずは、このような事態を生じさせ、行政に対する信頼を損ねる結果となりましたこと、また、議会に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことにつきまして、議員の皆様をはじめ、市民皆様関係者皆様に深くおわびを申し上げます。  今回の事態を真摯に受け止め、職員への指導の徹底、事務処理の再確認など、再発防止に努めてまいりたいと思います。  概要でございますが、2021年度病院事業会計予算執行において、企業債償還金予算不足が判明したため、建設改良費企業債償還金の項間で5,000円の流用を行いました。  地方公営企業法施行令では、原則として項間で流用することはできないこととしており、例外的に予算執行上必要があり、あらかじめそのことを予算定めている場合のみ流用が可能とされております。  本件流用に当たっては、2021年度病院事業会計予算に当該項間で流用ができることを定めておらず、その議決を経ていない中で実施したものでございます。  その一方で、本件流用後に支出した企業債借入分元金償還市民病院に支払いの義務があり、病院運営上必要な支出でございます。  このような状況から、本件流用を有効なものといたしたく、項間の流用が可能となるよう追加議案を提出し、その追認をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆おぜき 委員 幾つか確認したいんですけれども、これはそもそも何で間違えたんでしょうか。 ◎経営企画室長 金額が足りなかった原因ということ……。 ◆おぜき 委員 いや、それに気づかずに来てしまったということです。 ◎経営企画室長 予算不足について把握していなかった原因といたしましては、こちらは2020年度借入れを行いまして、その段階元金あるいは利息といったところが確定するんですけれども、通常は、その元金に関しては借入れの後、1年間、元金を返さない、いわゆる据置期間というのがありまして、その間に予算を計上しまして、通常、ずれないところだったんですけれども、それに関して、今回はその据置期間がない状態で、2020年度借入れについて、翌年度から元金をお返しするというような形に借り方を変更しておりました。その部分に関して、通常ずれないところを、こちらのほうで予算執行管理の意識が至らなかった面があったというところで予算不足の把握が非常に遅かったところでございます。 ◆おぜき 委員 いろんな事情があったのは分かるんですけれども、そういうのが起きたときに、これは項間の流用だから議会の同意なり何なりしなきゃいけないという話が出てこないことが問題なんじゃないかなと思うんですけれども、その点はどうなんですか。 ◎経営企画室長 その段階でやはりそういう議論がありましたが、実務参考書実務書等確認する中で、項間の流用については、予算定めがあればできるというような文言を踏まえて処理したわけなんですけれども、それに関して、その予算定める場合といったところを、認識としてしっかり確認をしてなかったところ、そこが今回の一つの原因といいますか、きちんと認識すべきだったと考えております。今後につきましては、その辺のところも含めてきちんと認識、あるいは運用に関しても確認をした上で進めていければと考えております。 ◆おぜき 委員 私は今後ちゃんとやってくれればそれでいいと思っているんですけれども、たしか下水道事業会計とかだと、もう予算書に盛り込まれているけれども、この病院事業会計には今まで盛り込まれてこなかったという理解でいいんですか。 ◎経営企画室長 おっしゃるとおり、これまで病院のほうには、今回追認をお願いする条項というのは入っていなかったんですが、これは、同じ公営企業会計下水道会計には盛り込まれていたというところ、その辺を踏まえて、今回、追認議案とさせていただいたところでございます。 ◆おぜき 委員 ということは、次年度以降は、毎回盛り込まれるようになって問題がなくなるという意味なんですか。 ◎経営企画室長 今回の課題そのもの再発防止策ではないんですけれども、その一方で、予算執行上、あるいは病院経営上、予算の必要に応じて対応できるような今回の条項といったところ、その辺の盛り込むといったところは今後検討していきたいと考えております。 ◆おぜき 委員 要するに、その文言予算に毎年盛り込まれれば、もう一切こういうことがなくなるし、そういうことを検討されているのかという意味なんですけれども。 ◎経営企画室長 その辺も含めて検討させていただいております。 ◆おぜき 委員 よく分からないんだけれども……。 ◎市民病院事務部長 すみません、来年度以降のお話ですけれども、来年度以降につきましては下水道事業会計に準じる形で、同じような形での文言を入れていきたいと考えております。 ◆おぜき 委員 一応確認なんですけれども、今までこういった項間流用というのは、実績というか、やったことはあったんですか、ないんですか。 ◎経営企画室長 病院事業会計に関して、項間での流用はございません。 ◆佐々木 委員 今回は、これは追認しなければ駄目だということで了解したんですけれども、この文言をこれから入れることで項間の流用が頻繁に行われるということは、やっぱり避けなきゃいけないんじゃないかなと思うんですけれども、その辺は、これが盛り込まれたことで、困ったときは項間の流用と、そういうことになってしまうんでしょうか。 ◎経営企画室長 今回、このような追認をさせていただく、あるいは先ほどお話がありましたが、予算の中にもし盛り込まれた場合といったところの予算統制上の考え方だと思います。この文言が入ったということによって柔軟な運用はできるにしても、それを必要ないと言ったらおかしいですけれども、必要な範囲内で極力最小限に抑える、言い方を変えますと予算範囲内できちんと予算執行していくという基本に立ち返っていくといった基本的な考え方というところには影響してこないと考えております。  ただ、その一方で、やはり不測の事態となったときの予算執行上必要な場合に対応できるような形での予算定めというのも必要だなというふうには今回のことで感じておりますので、そこも含めて今後考えていきたいと考えております。 ◆山下 委員 教えてほしいんですけれども、今回、項間の流用で対応したことについての追認ということなんですけれども、この企業債償還金の全体額というのは、想定していなかった部分というのはこれ以外にもあったんでしょうか。その対応は、もしあったのであれば、どうされたんでしょうか。 ◎経営企画室長 これまで、いわゆる企業債元金償還金に関して予算不足したというような事例はないと考えております。 ◆山下 委員 先ほど、1年間見ていなかったものが発生したというお話でしたので、それが全体の金額としては不足しなかったにしても、お幾らぐらいだったということなんですか。 ◎市民病院事務部長 実は、先ほど経営企画室長説明をさせていただきました返済償還流れといいますのは、通常流れですと、まず借入れをした翌年度は1年間据置きをします。その間に金利ですとか、そういったものが全て分かりますので、返済計画が確定いたします。それをもって、そのさらに翌年度、ですから借入れの2年後になりますけれども、そこの予算償還予算を計上するというような流れになっておりますので、基本的に間違いは生じ得ないというか、まず生じないということになります。  ただ、今回は、実は1年間据置きをせずに、できるだけ金利を安く抑えようというようなこともございまして、翌年度償還ということにいたしました。翌年度償還にいたしました関係で、予算計上段階見込み金利で計上いたしました。ところが、実際は見込み金利よりも安い金利借入れができたということもございまして、その中で確認すればよかったんですけれども、元利均等でお支払いしているということなので、金利分が減れば元金が増えるという理屈の中で今回元金不足をしたというような事態ですので、今後、必ず1年間据置きをしたいと考えておりますので、なかなかこういう事態は起きないのかなというふうには考えております。 ◆山下 委員 様々な工夫をする中でのお話だということがよく分かりましたので、今後とも、そういう意味では、様々な課題をうまく対応していただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第61号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第61号議案原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上ですべての案件審査が終了いたしました。  これをもって健康福祉常任委員会を閉会いたします。              午後2時15分 散会...